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堕ち玩

悪堕ち中心のあれやこれやに関するエロネタブログ。18禁。

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淫隷学園異聞録 その3

更に第三幕!

かつり、こつり自習室が並ぶ廊下を歩くイーズの身に
少女たちが奏でる「ノイズ」が降り注いでいる

ノイズ

世界と「生き物」とが奏でる軋み

たださえ、世界にはノイズが満ち満ちているが

イーズが調整した「ノイズ」の影響下にあるものが、
本来属するはずの「世界」と起こす「軋み」がイーズにとっては堪らない美味であり、彼女のエネルギーでもある

だから、イーズはこんな手数のかかることをする

そして

とある部屋でイーズは歩みを止める

くすりと微笑むイーズが扉を開けて見たものは

淫語Ⅱの受講スタイルで、ひとりわずかな声を漏らす淵根 百合子

淫隷学園異聞11

「淵根先生、ううん、二人っきりですからね、百合子って呼んであげたほうがいいかしら?
貴女でテストできたから、淫語Ⅱの導入、ほんとに上手くいったわ~」
「あ…」
イーズに言われ、『ヴァイザー』の下から覗く頬に血色をまた乗せた様だった

淫隷学園異聞12

「ふぅ、淫隷人なら、もっと楽しめる方法もあるでしょ?
それとも、私を待ってたかしら?ご褒美あげましょうか~、ん?」
「ぃ、イーズ、さ、……せ、んせ、イーズ先生、う、嬉しいです、で、でも」
「でも?」
「は、ぃ、生徒たちが、み、みんなが勉学中ですか、ら、私だけご褒美はいただけませ、ん」

百合子がここまで言ったことに、少々驚きながらも、イーズは満足の笑みを上らせる

淫隷人に過ぎないものが、主人たる淫怪人から先ほどのように言われれば
一も二も無く、従うと言うより、その身を投げ出すに違いない

だが、百合子は、「教師」であることを歪曲された倫理に基づいて、とはいえ選択しようとした

この倒錯した意識すら、イーズが好むもの

いや、イーズがここに居る理由だった

「あっはは、そうですね~
じゃ、淵根先生、今夜、先生のお部屋に伺ってよろしいですか~」
「う、ぁ、は、はぃ、お、お待ち申し上げ、あ、くぅ」

かくり、百合子のこうべが力をなくす

「うふふん、熱心な淵根先生、可愛いわ~」

百合子を優しく自習室の寝台に寝かせると、イーズはまたふんふんふんと、ハミングしながら構内を歩いてゆくのだった


「じゃ、また明日~」
「ええ、また明日」
「今日はありがと~」

勇たち三人も
他の生徒たちも、それぞれに校舎をあとにしようとするとき
I バッグショーツの脇紐についた小さな金属棒を手に取ると
ぷちりとそこから取り外し、保健室横にずらりと並んだ生徒名のついた小さな穴に
一人、また一人と収めていく

この小さな金属棒の中に入っているもの
少女たちから密かに汲み上げられたそれは
精製され、淫怪人の間で欠かすことの出来ない希少な嗜好品となる

軋みにたゆとう少女たちから集められるもの

決して、奈落の果ての快楽の底をさまよう淫隷人などからは集められないもの

それを欲しているくせに、淫怪人はそれを一度で摘み取ってしまうことしか出来ない

だから、それを定期的に酌みあげるすべを持つイーズがこんな迂遠なことをしていても大目に見られるし
機材、資材はおろか、場合によっては人員の動員まで掛けられるというわけだ
それに、その能力のせいで、頼みごとが持ち込まれることも多い

とはいえ、イーズも今、迷いの中に居る

「ど~しよっかな~、ここで育てた子達を外でうろうろさせて、社会の混乱をかぁ~
いつもの味がする~~、そのノイズも美味しいんだけど、そろそろ違うお料理にしないとね~
 
その点、百合子は拾い物だったかな~、こないだ、頼まれた、なんとかいう研究所の連中なんか
 ちょ~~っと、ノイズを上げただけで、いつもの味になっちゃったし~」

お仕事なっちゃうと、美味しくないんだよね~~
などとつぶやきながらいつか、滲む姿はほの暗くなった校舎の中に消えていく

そして学園から立ち去ろうとする少女たちの身体には

今朝方、少女たちそれぞれが奏でる固有のノイズに乗せて
分子どころか原子レベルでくるくると、淫空間の中に解かれていた
本来着用していた衣服が、
また、彼女たちそれぞれのノイズを目標に
きりり、くりりと物質の網を、分子の網を、繊維の網を再構成して、それぞれの身体に纏われてゆく

少女たちすべてが淫空間から立ち去って

学園は、しばし、眠りの闇に身を委ねる

明日、少女たちの奏でるノイズで、再び満たされるために…


それから平穏な日々が、しばし続き
気さくな、イーズは本人が淫怪人として振舞おうとしないこともあるのだが
百合子先生と並ぶ、人気の教師となり

昼休みなどは、イーズを囲んで芝生の上で食事を採る少女たちの姿が見られ
勇たち三人も、その輪に混じることもあった
しかしそんな日常から切り離されてしまう不幸なものも居る

伸びやかな学園の生活
友人たち、厳しいけれども、生徒たちをやさしく見守る先生たち

穏やかに続くはずの日は

突然に破られる

赤羽 勇にとっては、今夜がその日になるようだった



師範代を勤める祖父の道場から一人、かつて両親と暮らしていたマンションに帰る勇

その途中、そこだけ時代から忘れ去られたような一角を通ることになる

戦前から、いや明治大正の頃からそのままだと噂される、高い塀に囲まれた廃墟

住民たちが治安のために何度も撤去を陳情しているが、いつもうやむやになるという、いわくつきの場所

学園内でも、学外ででも、人一倍の正義感と、勇気は持ち合わせている勇だが
こんな場所は出来れば避けて通りたい

その程度には、育ちと躾けの良い娘でもあるのだ

けれど、そこから突然鳴動と、火の手が上がったとあっては、事故に巻き込まれたくないという心理とともに
好奇心もむっくりと起き上がってしまう

ましてや

「きゃぁぁ~~~~~~」

くぐもるような、それでいて、心のどこかがもげ散ったとでも言うような悲鳴が聞こえたとあってはなおのこと

先ほどの鳴動で崩れたものらしい、塀の割れ目から勇が中を覗きこめば

月明かりの下、どうやら昔は西洋風の庭園が広がっていたものらしい広々とした芝生の一角に
口を押さえて佇立する少女と、異形の女たち

「あ、ああ…」
「見つけたわよ、恵ちゃん。さ、一緒に行きましょ、*ー**タ*様の下へ」

異形の女が発した言葉の後半をもしもこのとき勇が聞いていれば
学外に在っても、何かしらの制御が働いた「かも」、かもしれない

もっとも、イーズが施した学園内と、学園外との「ずれ」は完璧に働いているから
それでも結果は同じことだったかもしれないが

いずれにせよ、勇はこのとき穏やかな日常に留まれる「かも」知れない最後のチャンスを失った

じんじんじんと耳の中で血が唸り
それでもぐぃと腹に力を入れた勇にはもう、話の内容はまったく聞こえていなかった
ただただ、目の前の少女を救う

その、チャンスを計ることしかもう、剣士としての戦闘モードに没入しきった勇の中にはなかった

「…行きましょう。貴女ほどの優秀な人間だったら、すぐに…にしてもらえるわ。
 それって、すっごく光栄なことなのよ…」
「い、いやあっ!」

伸ばされる指、振り払おうとする少女

だが、恐怖のあまりか、少女は空振りをしてしまうと、ぺたり、しりもちをつく格好になってしまう

しかし、それが、異形の女の動きも空振りをさせ

一瞬の空白が二人の間に訪れる

その時、恵に伸ばされた手を竹刀の一閃が弾き飛ばした。

「ちっ!誰っ!?」

「誰だって良いでしょ!私が相手になってやるわ!」

そして勇の不幸は始まった

「レッツライブ!超獣天装っ!!」
「エンジェル・ファルコンっ!!」

今の時代には合いにくい真赤なスーツを着てしまったのも
どう考えても、少々恥ずかしい名乗りを上げてしまったのも

いずれも、不幸のなせる業

あるいは、ひょっとすると、ダーククロスに対抗するため
ダーククロスのテクノロジーに近づきすぎたアカデミアは

ライブエンジェルたちを理想的な戦士に仕上げるために
手っ取り早くライブエンジェルとしての性格付けを、脳内に転送する方法を、ダーククロスに似た方法で採用していて
それが、「ライブ『ヴァイザー』」を身に着けてしまった勇には、あっさりと受け入れられてしまったのかもしれない

「もらった!ファルコンスラーーーッシュ!!」
「きゃああああああああっっっ!!!だ、ダークサタン様ぁぁっっ!!」

そうでもなくては、さすがに『お名前』を叫びつつ爆散した異形の女の叫びを、勇がたとえ学園外の少女になっているとはいえ
まったく気にしなかったことの説明もつかなくなる

それほど「お名前」だけには強烈なイメージが伴っていたのだ

いずれにせよ、滾るセイギの血のままに行動する勇には、そのあとの。恵との短いやり取りで出て来た
ダーククロスという名には、反感以外の反応を示すことは無く
ただ、恵とともに恵の父を助け出そうと
今は、謎の研究組織アカデミアなるものの秘密研究所と知れた廃墟の奥、いや
奥へ進むにしたがって勇の見たこともないような、機材が並ぶ迷路のような場所を、恵の先導で進んでいく

そして

やっとの思いでアカデミア中央に位置する博士のラボにたどり着いた二人だったが、そこには無惨な光景が広がっていた
「お、お父さん……!」
二人の眼前には、淫魔竜軍の淫怪人とその足元に倒れ伏した蒼海博士の姿
「貴様っ!蒼海博士に何をした!」
「あら…?今までどこに隠れていたのかしら、蒼海 恵さん。それに貴女は…」

淫怪人・リューミの目に疑問の灯がともる

とある幹部級淫怪人の手を借りて淫隷人化させたアカデミアの元女性職員たちに捜索させていた蒼海 恵
それはいい、それはいいが、その横にいるものがかすかに発しているのは…
こんな娘は淫隷人にしたつもりは無かったが
ひょっとして、閉鎖空間であるアカデミアの淫空間化を依頼した、あの淫怪人が、気まぐれに、アルバイトか何かの娘でも
淫隷人化しかけて放って置いたのだろうか

それが
今、ここに蒼海 恵を捕らえてきたのだろうか?

『良くやったわね』と、ねぎらってやろうかと言葉を継ごうとするリューミを

「黙れっ!博士に何をしたと聞いているんだ!」

勇が激しくにらみつけながら詰問する

この生意気な物言いに、リューミはカチンと来てしまった

淫隷人にすらなり仰せていない小娘に、黙れなどと言われては
淫怪人の誇りが許さない

「ナニもしちゃいないわ
 こんなしなびたおじさんは淫隷人にしたって仕方がないから、せめて最後に気持ち良い思いをさせてあげようとしたんだけど…」

無礼な淫隷人もどきを懲罰するためにもせいぜい小馬鹿にした態度をとってやる

「人間の分際で、淫怪人に抱かれる幸せを拒否するなんてね。ほんと、馬鹿なおじさん――」
「……!!超獣天装!!」
「貴様は絶対に許さない!」

その後、リューミが発した『お名前』にすら
勇が気づかなかったのは、やはり、イーズの処理の完璧さなのか
それとも、、「ライブ『ヴァイザー』」のせいなのか…


「ぐあっ……!!そ、そんな……この、私が……だ、ダークサタン様ぁぁぁぁぁっ!!!」

「見ていて、お父さん。私、戦うよ。
 お父さんのカタキを……ううん、ダーククロスに何かを奪われた全ての人のカタキを討つために…」
「恵、もちろん私も戦うからね。
 ダーククロスから地球を守るために、一緒にやろうよ!」
「はい、勇さん…!」

かくして、二人は崩壊するアカデミアから脱出を果たす
戦いは、ここから始まるのだ――

そう、勇の不幸も同時に…


そして、取り合えず、恵を匿って、ようやく長い夜の終わりを迎える勇には
もう、泥のように着替えもせずに、ベッドに倒れこむことしか出来なかった

もちろん

翌日の淫語Ⅱの予習も出来ずに…


日が昇り

かろうじて、寝坊を免れた勇

校門をくぐり

今日も彼女の身体を包んで守るIバックショーツの収まりを確認しながら
「ふふ~ん、香奈たちになんて話そうかな、私、正義の味方になっちゃったんだよ
っていったら、どうするかな」

香奈たちに話すため昨夜の記憶をもう一度再生する勇

淫隷学園異聞13

「まだ、感触が残ってる、あいつ、そうそう
なんか、言ってたよね
『人間の分際で、淫怪人に抱かれる幸せを拒否するなんてね。ほんと、馬鹿なおじさん――』
ほんとだよ、淫怪人様に抱いていただく幸せを拒否するなんて、ほんっと馬鹿なおじ……」

淫隷学園異聞14

淫隷学園異聞15

淫隷学園異聞16

淫隷学園異聞17

淫隷学園異聞18

ぐきりと、何かが勇の意識を突き刺した

淫隷学園異聞19

「あーーーーーーーーーーーっ!」

口の前に広げたその手も、もう、勇の叫びを止めてはくれない

怪訝な顔で足を止める生徒たち

くたり、その場にくず折れる勇


そのあと

泣き崩れる勇は、香奈たちと、担任の百合子が駆けつけるまで

その場にうずくまることしか出来なかった



To Be Continued …
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コメント

な、なんですか?
この淵根先生のすばらしさは。(笑)
さすがは淫語Ⅱの風景ですね。
美しいとしか言いようがない。
そして自分のやってしまったことにショックを受ける勇。
洗脳の効果がでてますねー。
今回も素敵なコラボを楽しませていただきました。
ありがとうございました。
m(__)m(ペコリ)

一回読んだだけでは理解出来なかった、イーズのエネルギー源の説明部分。
参りましたっ!!Enne様!
物質、分子と来て、次は量子かと思いきや、繊維に外すちょっと読み手に意地悪な展開。
勇が正義の戦士と化したそのときに、これまで軋みを共有して来た日常から弾かれてしまう辺り、緻密な罠に読者が引き摺り込まれているような錯覚に陥りました。

  • 2009/05/17(日) 03:37:57 |
  • URL |
  • 神代☆焔 #-
  • [ 編集 ]

二重の洗脳による歪みで勇が壊れないかと心配ですが…

さて、淫怪人とは言え「元人間」を殺してる割に嬉々として友達に自慢しようとしいる勇は
どっちの洗脳の影響なんですかね?

一回目の泣きが来ましたし、次回も非常に気になります。

(それとわぶき様。「【旧】ホロ様のブログ」へのアドレスが間違っているようです。

  • 2009/05/17(日) 04:27:55 |
  • URL |
  • アクノス所長 #LkZag.iM
  • [ 編集 ]

淫隷学園の勇はライブエンジェルになる前から洗脳教育を受けていたんですね~。
それにしても勇のショックは大きいですね…。
香奈ちゃんと真理ちゃんの二人で慰めるしか(

  • 2009/05/17(日) 10:09:05 |
  • URL |
  • Mizuha #-
  • [ 編集 ]

>舞方さん
ご本人曰くの「羞恥プレイ」、お楽しみ頂けておりますでしょうか(笑)

>神代☆焔さん
そうですねー、この時点で読者が話の構造に初めて気付く仕掛けになってますね。
うーむ、流石の構成力…!

>所長さん
たかが二重の洗脳でぶっ壊れる程度なら正義のヒロインにはなれません!
あと十回ぐらい重ねがけしても平気です。多分。

リンクのURL間違い、ご指摘ありがとうございます。
何だってあんなとこに…?

>Mizuhaさん
そういうわけなのですよ。
こっちの適当な話の裏を、見事に埋めてなおかつ面白い。
Enne様スゲー!!

  • 2009/05/17(日) 23:12:53 |
  • URL |
  • わぶき #-
  • [ 編集 ]

いよいよ、折り返せた香奈、いえ、あの
かなと思いますが。
今回はせめて素晴らしいサービスカットで、お楽しみを頂くとして、
ふぅ、次回どうなりますやら(w
あと、少々、お断りを。稚拙なものに、暖かいコメントを頂戴できているのは
もっぱらわぶきさんの素敵作画のせいとわかっていますが。
まず、今回のわたしの妄想は、わぶきさんの、絵を頂けているものの
決してオフィシャルではありません。仕掛けのほうも見え始めたと思いますが
わたしのは、原作との矛盾を少なめ、にしている、妄想ですし、わたしのでっち上げた、ガジェットをどこかで使って頂けたら幸せと思いこそすれ、本線は
わぶきさんがお作りの部分です。
それと、「ライブ『ヴァイザー』」は、洗脳モドキをしているの「かも」知れないわけでw
そうだと決まったわけでもないかと(苦しい言い訳)w
あと、適当なことを「らしく」書きたい、と思っている割に
言葉の響に流されて、適当な順番に並べてしまっていたりしてますね
お恥ずかしい次第です、もろもろ、お許し頂けたら
も、もうちょっとだけ、つ、続くんじゃ…orz

  • 2009/05/18(月) 23:00:12 |
  • URL |
  • Enne #mQop/nM.
  • [ 編集 ]

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